2歳10ヶ月・トイレトレほぼ終了。

三歳のお誕生日目前となってきた、うちの娘。
今日いよいよ担任の先生から「朝オムツのバケツに袋かけていかなくていいです~」と言われました。

これは要するにですね、オムツをお昼寝以外はしなくて過ごせるようになったということ。お昼寝のときも念のためにはかせているだけで、週末には一週間昼寝の時に履き続けた紙パンツが帰ってきてますので、

めでたくトイレトレーニング終了!です。

去年の春おむつを取ろう!.という記事を書いたのですが、この頃から徐々に進めてきて、一年後の今年の3月に布パンツ保育園で解禁となり、約二ヶ月を経てトレーニング終了にこぎつけました。

へ?親?何もしてません(爆)
ただひたすら、持ち帰ってきたパンツとズボンをハイターにつけて洗っていただけ。それも園のほうであらかじめざっと水洗いされています。先生さまさま。
高い保育料払っている甲斐があります(あ、未払いの話題もかかないとな。まあ、いずれ)。

しかし、自分の子どものトイレトレを見守ってみて、思ったこと。
単に排泄機能がどうのというより、本人の性格ややる気、周囲の働きかけといった、メンタル&環境が結構重要。
なおかつ本人の心の発達がある一定のところまで上がってこないとどんなに機能が整ってても無理だと、しみじみ。

うちの娘の場合で言えば、機能は半年前にOKだったはず(自分の意思でおしっこが出せるようになっていた)。
でも、ちょうどその頃に反抗期のピークが来てしまい「トイレ行かない」と・・・・(涙)
まだ、こちらのあの手この手の説得作戦に応じるだけの心や言葉の発達もなく、冬に入ったこともあり、一時的に停滞しました。

ちょっと様子が変わったのが3月に入った頃で、まずは言葉がすごく伸び始めました。今見ていることを話すだけではなく、ちょっと前に起こったことや、今の自分の気持ちを簡単に表現するようになったのです。
また、友達への関心も高まり、良く名前が出てくるようになりました。
そうすると、嫌がっていたトイレにも徐々に足が向き始め、布パンツデビューと相成りました。
4月に入り担任の先生が変わってちょっとゴタゴタしつつもトレーニング続行。2歳児クラスに進級したことで「お姉さん」の自覚が出てきたのか、もらすと恥ずかしがるようになり、それが「失敗したくない」というやる気につながったのだと思います。

2歳10ヶ月というのは少し遅めかも知れません。夏生まれなのでそれは覚悟していました。でも、3歳のお誕生日過ぎても・・・・という子も少なからずいます。
もし、これを読んでいるあなたのお子さんが、3歳のお誕生日過ぎててもあせらないでください。
ここまで書いて来たように、単に肉体年齢がどうという問題ではないのです。
からだ・こころ・本人の性格・おかれている環境(周りの大人を含む)が複雑にお子さんに関わりあって初めてできることなのです。
言い換えれば、これだけたくさんの要素が絡み合うということは、個人差がものすごく出るということなのです。極端な例で言えば私が担任した中で一番早かった子で1歳10ヶ月、遅かった子で3歳半くらいでした。その差二年近く!個人差と言ってもかなり離れていますよね。

もちろん、上手に盛り上げたり、トイレに親しみやすい環境づくりは重要です。一番大事なのはあせってせかしたり押し付けたりしないことです。この夏、取れることを信じて、のんびりゆっくり、いきましょう。

身の回りのことを少しずつやろう

2歳前後はいわゆる反抗期に当たりますが、上手く対応すればやる気を育てる絶好の機会です。

たとえば、お着替え。

自分で脱ぎたいけど上手くできないもどかしさで逆ギレなんてことが多いですよね。でも、すこしゆったり目の服を着せるとか、柔らかい生地の服を着せるだけでも、だいぶやりやすさが違います。特に冬場は重ね着できつい事が多いですよね。

これを機に服の着せ方もシンプルに。参考までに、うちの娘は今年は暖冬(関東地方在住)と言うこともあり、長袖下着+トレーナー、通園時には上に裏フリースのナイロンコートを羽織っています。ズボンはトレーナーと同じような感じの生地でできた、もちろんウエストゴムのものです。もっと寒い冬ならトレーナがフリースに変わったり、タンクトップ+長袖シャツ+トレーナーになります。(うう、今年買ったフリース出番なし、もったいない)

それと禁止されている園も多いかと思いますが、2歳過ぎたらオーバーオールやロンパスはやめましょう。トイレが不便ですし、自分で脱ぎ穿きが難しいものは、やる気をそぎます。お出かけ用にとっておくことをおすすめします。

また、やる気のある子で、指先が発達している場合(目安としおりがみを大人に助けてもらわず、指先で千切れる子)は、大きめボタンの保育園のお昼寝パジャマを用意してあげてください。後は先生がやってくれます、ふふふ。

それから、おうちのお手伝い。

まーーーーーーーーたいていは「おじゃま」が多いのですが、お掃除の時は床拭きワイパーを持たせるとか、園に持っていく給食用のふきんをたたむとか(後でこっそりやり直す)すこしずつ参加をさせていくことも大事です。どうせ何もやらせないで待たせていると、それはそれでまとわりついてうるさいですから(笑)遊び感覚でやらせてあげるのも楽しいですよ。

反抗期特有のできないのに「やりたい!」病は忙しいママには悩みの種ですが、時間の許す限り、工夫して付き合ってみてくださいね。

お箸の練習

お箸の練習

皆様、ご無沙汰してます。なんだかPCに向かう時間も少ない今日この頃…

写真は隣の二歳児クラスのお箸の練習風景です。
カラフルな四角はスポンジを切ったもの、茶色のは古くなった玉暖簾のパーツ。ほとんどの子は家でもう使っているようで、かなり上手。
全くできない子のためにトングも用意されてました。
こんなふうに皆で楽しく遊びながら練習するのって、いいと思いませんか?

あ、ちなみに玉暖簾のパーツはやっぱりつかみにくかったようで、穴に箸を突き刺す子続出(;^_^A

こんなこいるかな?

有名なアニメのタイトルを拝借して、実録版「こんなこいるかな」

いやいや、保育園の乳児クラスを担当していると、シモの事件に多く遭遇します。

今月の傑作(?)は「オムツしているのにおもらし」事件。

ある日の某保育園、2歳児クラスの保育室に大きな水溜りができました。

唯一パンツをはいている男の子のズボンは濡れていないし、後はみんなパンツ型おむつ・・・・おかしい・・・・・

担任の先生は最初に水溜りの存在を報告してきた男の子のパンツを、よくよく確認しました・・・・・・・・・あっ。

な、なんと、「ハミ●ン」ではないかっ。パンツの上のゴムにお●ンチンがはさまっている!

・・・・そうかここからしゃーーーーーーーーーーーーーーっと上向きにおしっこが出たに違いない

・・・・・・ありえない・・・・・・オムツはいているのにおもらし!!!!!!

いやあ、笑った笑った・・・・・・・。しかしなんで、挟まっていることに気づかないんだろう・・・・何も感じないのかしら。

その後、本人にもう一回パンツをはき直させたのですが、その担任の先生ふと嫌な予感がして「ハミチ●チェック」したら・・・・・・ものの見事にまた「ハミ●ン」していた・・・・・。

皆さんのお近くに、こんな子います?????

おむつを取ろう!

みなさんは何歳何ヶ月くらいでお子さんのトイレトレーニングを始めましたか?

そしてどのくらいかかって、外れましたか?

こればっかりは個人差があって、はっきり「○歳○ヶ月」とはお答えできないのですが、第一の目安は「二歳の夏」です。ただし夏生まれの場合は「一歳から二歳への夏」「二歳から三歳への夏」の二択です。言葉の発達が早く、トイレが遠いタイプの子なら「一歳から二歳への夏」でいいですが、無理しないで3歳になる夏でも決して遅くはありません。どちらにしろトイレトレーニングに適しているのは、洗濯物が早く乾き、着ているものも少なく、暑さでトイレが遠くなる夏ではないかと思います。

そして(非常に大雑把ですが)年少さんに上がるまでに、布のパンツでオネショせずお昼寝ができる(夜はパンツ型紙おむつでも可)状態ができていれば、いいかな~という感じです。

時期の目安がついたところで、もうひとつの目安。それは個々のお子さん自身のタイミングです。トイレがまだ近いのに時期が来ているからとあせっても、トイレトレーニングの期間が延びて、親子ともに大変なだけ。トレーニングを始めるには

1.排尿間隔が最低でも30分以上、できれば1時間以上あること

2.おまるで排尿できること

3.排尿が成功してうれしい、ほめられるのがわかる、トイレに行こうという誘いに応じられるなど、言葉・心が発達してきていること。

の条件がそろっていることが望ましいです。

そのためには2歳の夏にむけて、1歳半くらいからおまる(もしくは補助便座)に座る練習をします。(市販されているおまるは大抵1歳半から使用可能となっています)おむつにおしっこが出ていなかった時に座らせていると、ある日偶然「シャーーーーーーーーーーッ」と出る日がやってきます。このときすっごく褒めるのがポイントです。とにかく「でた」ということが楽しい・うれしいイメージになるよう、その点は女優になったつもりで頑張ってください。

そうして子どもの前ではさりげなく(ママの必死さが伝わってしまうと緊張してしまって、上手くいかなくなることがあります)でも、根気よくおむつ交換のたびに座ってもらうようにしていき、オムツに出ていた時でも便座に座るととりあえず出せるようになったら、トレーニングの前段階はクリアです。

さあ、条件は整いましたか?そうしたら子供服売り場でパンツを買い求めましょう!できればお子様同伴で好きな柄のを選ばせてあげてください。気に入った柄のパンツを「汚したくない」という気持ちを育てるのも大きなポイントです。最初から普通のパンツでもかまいませんが、トレーニングパンツと言って厚手の布地でおしっこをある程度吸収してくれるパンツも売っています。どちらにするかはお好みですが、おすすめはトレーニングパンツのほうです。だって床を拭く手間が少なくなりますものね。それから汚れたパンツなどをあらったり、つけ置きするためのバケツも必要です。それから、床を拭く雑巾も。そして可能ならじゅうたんの類はなるべくないほうが、汚されたときのストレスが少なくて済みます。

さて、いよいよ布パンツのデビューです。

最初はもちろん失敗します。なのでパンツを多く用意するのはもちろんですが、ズボンも多めに準備してください。女の子の場合は夏だったらワンピースにしておけば、被害はパンツのみ、最小限にすることができますよ。

とにかく失敗した時は「次はぬらさないようにしようね」とさらりと言って、さささっと始末する。できたらすごく褒める。これの繰り返しです。また誘うタイミングも重要で飲食の後30分くらいとか、寝て起きた後とかは成功率高いです。こうして徐々に失敗しなくなってトレーニング完了!というわけです。

いやいや・・・・・・長く感じる道のりでちょっと萎えてしまいそうなそこのママ。

大丈夫、保育園に通っている方ならトレーニングを始めるタイミングからパンツを買う時期まで、全て先生が指示してくださいます。「買ってきて」「こういう服にしてきて」という指示に「はーい」と従えばいいんです。なんて楽チン!かく言う私も仕事では何十人ものお子さんのオムツを取ってきましたが、自分の娘はたぶん先生任せです(^^;;;)今年の夏は「二歳になる夏」なので取れたらラッキー!駄目なら潔く来年の夏に回す予定です。

大事なのはママが必死になりすぎないこと。そのためには十分にお子さんの準備が整ってから、短期決戦で取るのが一番大事なことだと思います。

赤ちゃん返り

2歳児を担当していると時々「実は先生、次の子を妊娠したんです」とうれしいニュースをママから伺うことがあります。「わあ、よかったね、おめでとうございます!」と返すとにっこり笑って「でもね」とちょっと声のトーンが落ちます。「上の子がねぇ、何も言ってないのになんとなく様子が変なんですよ。甘えてくるし、せっかく先生にオムツとってもらったのに、家ではお漏らしばっかりしているんです・・・・」これがあの「赤ちゃん返り」の始まりです。

親は内緒にしているつもりでも、つわりなどでいつもと様子が違うママに敏感に反応してしまうお子さんは案外います。生まれる前から赤ちゃん返りが始まってしまうわけですね。生まれる前からコレじゃあ、生まれたら一体どうなることやら・・・それでなくても妊娠中のママですから、不安は倍増してしまいます。園長自身はまだ子どもは一人なので、毎度おなじみ先輩・同僚・保育園に預けているママたちに色々きいてみました。

どーやって赤ちゃんがえりをのりきったん?????

妊娠中はそれでもつわりさえおさまれば、上の子にまだまだ手をかけてあげられます。生まれる前にたくさんスキンシップとってあげてくださいね。さて問題は出産後です。赤ちゃんを産んで帰ってくるまでに5日くらいママの不在があるわけです。やっとママが帰ってきたと思ったら、いままで自分の場所だったママの腕の中には小さな赤ちゃんがいて、皆が自分ではなく赤ちゃんのほうばかり向いている・・・・・。上の子にとって人生最大級ショックの瞬間です。ここは何とか自分に関心を向けてもらわねばならぬ、小さいながらに考えた(?)結果が赤ちゃん返りです。お漏らししたり、いたずらしたり、おっぱいをねだったり・・・・。なんとかママの関心を自分に向けたくて上の子も必死です。そこで数々の先輩ママの取った手段とはなんと「赤ちゃんの世話はばぁばやパパに任せて、上の子とコミュニケーションをとる」もちろん、ママじゃなきゃできないこともたくさんありますが、パパだって新米パパじゃないんだから頑張ってもらう、ってことでした。

そうだよねぇ・・・・・赤ちゃんは黙ってても皆が世話してくれるけど急に「おにいちゃん・おねえちゃん」になった上の子にはなかなか・・・・新米おにいちゃん・おねえちゃんにはママが「あなたのこともとっても大事よ」と伝えることがなによりなんでしょうね。

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