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子育て世代のわがまま

前にもどこかに書いたかもしれないですが、私が現在勤める保育園で私が所属する乳児クラスチームは、先生五人。正規の職員の中では、私が一番年上になるため一応(後から入ってきたくせに)チームのリーダーである。後は独身が二人、まだ子どものいないミセス一人とお子さんがもう中学生のママ(聞いてはいないがおそらく私より年上)が一人です。

この間、ちょうど独身二人が会議があって席を外した際、ミセス三人組でだんなの話やら、子どもの話で盛り上がりました。そのとき子どもが中学生の先生が、去年実施した保育園の利用者向けアンケート結果の一ページをさして一言「これはどうかとおもうんだけど・・・・」と言い出しました。

「小さな子どもが利用できる図書館が欲しい。園近くの図書館は静かにしていなければならないから。」

図書館で静かになんて到底できない、小さいお子さんを育てているそこのママ。これを読んで、どう思われました?「そうなのよねぇ・・・小さい子どもに静かなんて無理よねえ。ちょっと考えてくれてもいいのに」と思ってしまったあなた(私も実は「ああ、そうだったらいいよね」と思ってしまいましたが)。「子育てしてる親は大変だから、特別扱いして症候群(笑)」にかかっているかもしれません。

そのお子さんがもう大きくなってしまった先生が言いました。「だって、図書館で静かになんて当たり前じゃない。そういう場所なんだから。そうできない子は連れてくるべきではないというのが、普通の感覚だよね。」

取り方によっては冷たい一言だと思う人もいるかもしれません。でも、子どもができる前は私たちもそう思っていませんでしたか?お母さんが真剣に選んでいる横で、飽きて騒ぐ子がいたら「子どもかわいそう、こんなとこにつれてこなければいいのに」と思うならまだいいほうで「うるさい」「非常識」と、勉強したいと思って来ている方は思いますよね。

彼女に言わせれば子育ての大変な時期は、自分もそう思わなくもなかったけど、過ぎてみると、何でも「子育てしてるから、子どもだから」周りに迷惑をかけてもいいのか、我慢できないなら、うるさくしてはいけない場所には連れてくるべきではない。そう考えが元へ戻ったそうです。

子育て期間はホントに大変です。24時間子供連れ。子どもがいれば、子どもができる前に行っていた、お友達とのショッピングやおしゃれなお店でディナーなんて、夢のまた夢という方が大半ですよね。私自身、大人と話す機会が極端に減って、それが育児休暇中ストレスでしたし。だからって、ちょっとファミレスで子供連れでおしゃべりくらいしたいよねっ・・・・ってのも本当は間違いですよね。家族で手早く食事ならわかりますが、お友達同士で何時間もじゃ、子どもだって騒いで当たり前。そういう集団を見て独身の頃呆れてなかった?

思えば私は外食好きだけど、子どもが生まれてからは遠出をした時に一回と、結婚式で二回合計三回しか外食していないです。どれもやむにやまれぬ事情。なぜ外食しなくなったか、それは子連れで外食なんて「面倒だから」。そう、普通は面倒だから、になるはずなんです。だって周囲に迷惑かけないで食べようと思ったら、ゆっくりのんびり食べられない。常に子どものご機嫌を取らなきゃならないし、子どもなんて自分のご飯が終わったら、親が食べ終わるのなんて待っててくれない。絶対騒ぎ出す。だから外食しなくなった。別にそれでいいと思っている。(本当はちょっと子ども預けて、外食に行きたいなと思うこともあるけど)

でも、それが子育て時期じゃない人から見た「まっとうな感覚」ですよね。友達とおしゃべりしたいなら、自宅に呼ぶか子どもを誰かに預けるとか、考えをやわらかくせねば。図書館だって同じ。保育園に通っている方なら園の本棚だってそれなりの品揃えですよ。

子育て期のみなさん(私もだ)。もう一度、わが身を振り返らなければいけないようです。

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園長室」カテゴリの記事

コメント

よーくわかります。私もいつも人の振り見て・・反省することしばしばです。甘えてる自分に気づいたときは本当に恥ずかしいです。
でもうちの場合、外食や公共機関、その他どんどん外に連れ出すようにしています、けっこう子供も慣れてくるもので長い時間でなければおとなしくしていられるようになりますね、もちろん騒ぎ出したらサックリ諦めて外に出ますが・・・
新幹線の指定席をとったのにほとんどデッキで過ごしたことも・・・。親は公共の場であることと子供が相手だということと・・臨機応変にバランスをとるのが仕事ですね。うちは子供を連れて行くべきではないところには連れて行かないし、夜遅くなるようなときは実家に預けるなどしています。環境に恵まれているからできるんでしょうが・・

そうですね。この問題は難しいですよね。
私もわが身をふりかえらなくてはと、後輩のことを思い、会社での態度や制度の利用や改正を主張するときはできるだけ、周りとの歩調をあわせたり、「これはわがままではないか?」「この制度はどうやって利用すれば、公平性が保てるか?」と自分を省みたり、難しかったです。

私も子供が生まれてから、外食はもっぱらファミレスです。ただし、このファミレスも子供づれ以外が入っているのを見かけないようなファミレスです。子連れ以外の人が入ってきたら、びっくりするかも。。。(独身時代の私がはいっていたらびっくりするだろうなあ。。。)私の住んでいるあたりには子連れやペット連れで入れるレストランも増え、図書館も子供コーナーがあったりと、子供に優しい施設が増えており、例えばそういうのをテレビでみたりして「いいなあ」とおもう方が増えているのかもしれませんね。
本来なら、子供連れでできなかったレジャーが増えることはありがたいことですが、それにより、もし、迷惑を被る方が増えてしまうのでは元も子もなくなってしまいます。今は、美容院やカフェに託児所を併設したりと、子連れでできることも増えてきていますが、もし、どうしても図書館や高級レストランに行きたいのであれば、気軽に使えるファミリーサポートがもうちょっと充実すればいいのかなあとおもいます。うちの自治体にはリフレッシュ保育というのを、認可園で認めているところもあるので、そういうのももっと間口がひろくなり、専業主婦にも使えるようになれば、いいのかな?とも思います(利用は高倍率のため、かなり大変だとききましたので)。私は育児休暇中は、子供と少しでいいから離れて、美容院と本屋と喫茶店に無性にいきたくなりました。もし、これを我慢して「子供はひとりでいい」といって少子化を助長するのなら(そんな理由だけで子供を産まないといっているとは思いませんが、理由の中でも実は結構比率は大きいかも?ともおもいます)、それを解消するのも少子化対策かな?と思います。あとは、父親の育児参加も重要かもしれませんね。私の知人で、子供の絵本を図書館で毎週10冊以上かりるため、保育園に預けている時間を利用している人がいます(本当は働く以外での保育園利用はいけないのかもしれませんが)。たとえば、父親がもっと会社を休めれば、子供を見ていてもらっている間に、図書館に行く事だってできると思うのです。

みかさんへ、
新幹線はたしか11号車だったとおもいますが、障害者の方が利用する席があり、そこだとベビーカーも置けます。また、そのすぐ後ろに多目的室というのがあって、オムツ換えや授乳に使うこともできます。もちろん無料です。
ただし、障害者の方が優先ですし、繁忙期にはすぐに埋まってしまいます。11号車近辺はこれを知っていて、子連れが多いのも事実です。私自身も独身時代はビジネスウーマンだったので、新幹線や飛行機に子供がいると「いやだなあ。。。。」とよく思いましたが、逆の立場になってみると、しょうがないなと思うようにもなりました。

うちは1歳から図書館に連れて行って一緒に児童書を選んでいます。図書館では必ずひそひそ声で話すようにしてるのですが、2歳の現在、図書館ではひそひそ声、なぜかすり足で歩いてくれてます。児童書コーナーの一角にはガラス張りの普段は紙芝居を読んでくれるボランティアのコーナーがあるのでそこは声をだしても大丈夫らしい。。。ので、そこで私と一緒に声をだして紙芝居を読んだりしますが、小さい頃から言い聞かせていけば子供なりに理解するみたいです。うちの場合ですが、、。

みなさん、コメントありがとうございます。今週は結構仕事が忙しくて(時差出勤の遅番や土曜出勤があったり、園内で行事があったりして)なかなかお返事ができず申し訳ありません。

本当にみかさんのように預ける人がいれば息抜きの一つのできるし、大抵のママはそれで結構満足できますよね。また、実際に迷惑をかけてしまっても、新幹線のデッキに出るというような「申し訳ないと思っているな」と感じられる姿勢があれば、たぶん皆ある程度は「仕方ないな」と思ってくれるのではと思いました。
それから、ちゃいさんの提案のようになったら本当にうれしいけど、日本は結構母親とは子どものため家庭のためにかなり我慢してきた歴史があるので、なかなか難しいのでは・・・・それが的外れなプランが立て続けに出てくる大きな原因かと思います。

MizukiMaMaさんのように、上手に公共の場所でのマナーを身につけさせることができるママになりたいものです。

赤ちゃんがいるけど出かけたい場所って人それぞれですね。
おりがみは「やきゅういきてぇぇええ」だったんですが、子どもが小さいうちはもっぱらテレビで我慢。おおきくなったとおもったら自分の仕事が忙しくって野球どころじゃなくなって。今の境遇(パート、したが中学生)になってようやく観戦に復帰できた。大阪ドームには託児施設(チケットと別にお金がかかる)があるらしいですが、各球場にできたらいいと思います。勿論親も子もシアワセになれるようなのをね。

ふたたび、ちゃいです。
本当に、日本は古来から、「母は子育てのためには、家庭のためには我慢」みたいな気風が続いているから、なかなかサービス的なところに結びつかないように思います。だけど、それが虐待やノイローゼになってしまうようなら、いろんなサービスがもっと充実して、行きたい場所へいけるようになるといいなと思います。とはいえ、やはりまだまだ立ち遅れている現状があり、ルールはきちんと守らないと、「これだから子連れって。。。」なんていわれかねませんよね。「ルールが守れないなら、行かない」というのも、当然ですよね。

今回の記事とはちょっと異質なのかもしれませんが、やはり子育て世代のわがままに通じるかな?とおもった過去記事があったので、TBしておきます。

おりがみさん

やっぱりおりがみさんは野球なんですね~
今は託児所付きのところもあるのか・・・私は美容院に託児所があるといいなぁ、と思います。今の仕事首になることがあったら、「託児つきの○○」っていう事業を起こそうかしら。
もしくは全室個室の子連れレストランとか、託児つき習い事サロンとか・・・。


ちゃいさん

だって、うちの実家の母親でさえ「子育て中は我慢があたりまえ」ですもん。だから仕事のためには娘を預かってくれるけど、楽しみのためにはお断りと言われています。くすん・・・・。

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