週六日出席はつらいよ

少しずつ寒さが増していく今日この頃。
皆様、お子さんの体調はいかがでしょうか?

ところで皆様のお仕事は週休二日ですか?
土日、と決まっていなくても、平日と組み合わせて二日とれる方が大半ではと思います。

でも、お子さんはどうですか?週六日出席の方もいらっしゃるのでは?

たまの休みが平日だったら、保育園に子供預けて、いろんな用事片付けたい、自分の時間が欲しい…
よくわかります!私もそうです!
子連れでは病院へは行きたくないし、美容院は待っててくれないから連れていけない。
銀行や役所、買い物も子供がいなかったら、半分の時間で終わる…
子供が小さければ小さいほど、その気持ちは強いですよね。

でも。

二歳くらいまでのお子さん、特に一歳のお誕生前の赤ちゃんには、週六日出席はおすすめしまません。
なぜなら、体がもたないからです。

個人差はありますが、二歳くらいまでのお子さんは、だいたい木曜辺りから、体力が落ちてきて金曜が疲れのピークです。
土日で家庭のゆったりした、その子に合ったペースで生活することでリセットされ、また月曜から集団生活に戻ってこられるわけです。

ところが。
平日休みなく土曜まできっちり来てしまうとリセットが間に合わなくなります。
その上保育園はウイルスがウヨウヨ…
あっと言う間に具合悪くなってしまいます。

しかも、休めばいいと言うものでもなく、大人の楽しみに子供を連れ回して買い物やレジャー、なんていうのもアウト。
なんだか月曜から元気のない状態に…そしてまたそこにウイルスがウヨウヨ…

結局は休む事態になります。

悲しいかな、なかなか仕事からも子育てからも解放されない我々…
でも一時の我慢、お子さんが丈夫になる三歳頃まで、自分がお休みの日はなるべく、お子さんも一緒に休ませてあげて下さいね。

はあぁ〜トホホ。

一日でいい、全てから解放されたいものですね。

0歳児の保育時間

みなさま、お久しぶりです。

GWにはいって、とりあえず忙しい新年度はひと段落。ほっと一息です。

ところで、保育園というのはもちろん0歳児保育がされているのが当たりまえ(でも、ちょっと前までは、ないところも多かったのではと思います)。しかし6ヶ月未満となると、やっていないところもまだまだあるのではないでしょうか。

というのも、小さな赤ちゃんを保育園に預けて働くことに対して、まだまだ理解がないんだなぁと思う話を最近聞いて色々考えてしまったんです。

保育園で夜間の保育を実施しているとある園に、6ヶ月前後くらいの赤ちゃんを入園させて仕事も復帰しようというママの話です。慣らし保育も済みいざ働こうという段になって「0歳の子を夜間の時間帯まで預けて働くのは好ましくない、働き方を考え直せないか」と担任の先生に言われたとか。

青天の霹靂、とはまさにこのこと。そのママは困り果てました。そのつもりで職場にも復帰することに決まっていて、だから夜間あるところに入れたのに・・・・・。

ここであなたならどうしますか?

純粋に子どものことだけ考えたら、確かに夜間保育はあまり好ましくありません。それは0歳児だけでなく何歳でも小学生でも同じと思います。それは体力的問題(朝から長時間にわたる保育だと、いくらお昼寝があっても子どもは疲れてきます。)と、精神的問題(親子のふれあいの時間が極端に少なくなるか、皆無になる恐れ。)それと自宅でくつろぐ時間の少なさという精神・体力両面含む問題もあります。保育士は「働く親の味方」以前に「子どもの味方」ですから「子どものために、好ましいか好ましくないか」と聞かれたら大方の保育士は「好ましくない」と答えるでしょう。

ただし、です。

親にも色々事情があります。わけあって夜の仕事しかないママもいるでしょう。夜勤がある方で他に預ける人がいない方もいるでしょう。それに子どもが0歳の時点で働こうという人はおおむね片親の家庭で経済的問題を抱えているか、正社員で産休育休が1年取れない、厳しい職場の方がほとんどです。ですから、0歳だからといって規定では夜間保育があるのに、0歳児はできないなんてあらかじめ聞いてない親が、急にそんなこと言われて納得せよといわれても無理がありますよね。

また「夜間保育」の看板を掲げておきながら、それはないんじゃないかと同業者としては思います。新規の入園児を集める材料だし、その事業にたいして補助も下りているはずですから。

ただ。

入園規定の但し書きとして「0歳児については要相談」とか申し込みの時点で「0歳児については、夜間保育は好ましくないという観点から、実施できない」といわれていたなら、それはママや会社側が考え直す良い機会なのではないでしょうか、と思います。

そもそも、就学前の子どものいる保護者に夜働かせようというのが、間違いなのではないでしょうか。いや、自分で「働きたい」と思っている人や夜のお仕事の人に関しては例外ですが。そういう勤務を強制されている母親が、年中「子どもかわいそう」などといわれながら働く世の中、そろそろどうにかならないのでしょうか。

「子どもの味方」としては、そのママにはぜひ一回職場との交渉をしてみてほしいなと思います。

でも、それで無理なら私が担当保育士なら、園長に対し受け入れの方向で説得に入ると思います。

ふぅ、いつになったら子育てしやすい国になるのだ。

離乳食

0歳児のお母さんが保育園に預けてて気になることは、色々あるでしょう。今日は保育園での離乳食について。

保育園の離乳食は保護者の方からお子さんの状況を聞いた保育士が給食担当の調理師や栄養士に発注して作ってもらっています。標準的には5ヶ月からスタートでどろどろのおもゆ、ポタージュスープからはじめ、だんだん粒が多いもの水分が少ないものに進めていきます。

また食材は初期(5~6ヶ月)の頃はあくの強くない野菜や果物。たんぱく質は白身魚や鶏ささみ、とうふ。主食は米、食パン、うどん。中期(7~8ヶ月)はそこに納豆や鶏胸肉、わかめやきのこ。調味料もマーガリンやお砂糖をほんの少し使います。一番気を使うのは卵を始める時です。8ヶ月過ぎに卵黄から始めます。アレルギーの中で一番多いですから・・・・卵のアレルゲンは卵白の中に多くあるのだそうで、ひどい子だとアナフィラキシーショックと言う急激なアレルギー反応が出てしまいます。保育園ではおうちで何度かあげて様子を見てもらってから始めるようにしています。そして後期(9~11ヶ月)からは使える食材もグンと増えます。豚肉・牛肉、パスタ、そば(アレルギーが起こりやすいので保育園では登場しませんが・・・)はんぺんなどの練り物。調味料も香辛料など以外ならほとんど使えますが、薄味を心がけています。固さは歯茎でかめる程度。ご飯の水分も11ヶ月ごろには3.5倍粥くらいに持っていきます。これを一人の保育士が三人くらい担当してお食事をあげています。

保育園では一応こんな感じがセオリーですが、それぞれのお子さんに合わせてゆっくり進めることもあります。不安を感じたら遠慮なく担当保育士に相談してくださいね。

2022年6月
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