時短勤務に思う・その後

先日時短勤務に思う.という記事を書きました。

その後どうなったか。
結論から言えば、シフト除外は認められなかったけど、
時短そのものは認められる方向になりました。
早番・遅番のときは時短はなしで、8時間勤務、
それ以外の日のみ朝夕一時間ずつ、6時間勤務。

先日の記事を書いてからの約10日間、
正規職員の間では寄るとさわるとその話
時短取得の権利を有する職員は現場事情を考えて
いままで我慢して取らなかったから内心複雑だし、
(羨望・嫉妬・子育て世代への風当たりが強まる懸念などなど)
そこから外れている職員は、
仕事もろかぶりの恐れ&権利を行使する職員増大の恐怖で
ブチきれそうだし、皆パニック状態。
何せうちの園は、数少ない正規職員の実に3分の2が
時短取得の権利があるっていう、子育て世代多数な園なんです。

で、もちろん、その穴を埋める職員など採用はしないようだし、
とりあえずは、今回取得する彼女は、
家庭の事情を考慮し、特別認めるという方向だそうだ。
要するにというか、ぶっちゃけ残りの職員は認めてもらえない
ぐさりと釘を刺されてしまいました。
いやまあ、もう今更取得する気は正直なとこないですけどね。

(でも、本音を言えば時短はいいから遅番なくして!)

しかし、こんだけ物議をかもしてしまうと、
本当に子育てにやさしい社会というのは遠いんだなぁ・・・・と
しみじみ思ってしまいます。

結局、制度はあっても、抜けた穴をフォローする決まりも付随していないと
宝の持ち腐れというか、絵に描いたもちというか・・・・。
取得する彼女は今後いばらの道を先頭きって歩かねばならず、
その苦労はいかばかりかと思いますが、
こうなったからには初志貫徹で歩き通して欲しいと思います。

たぶん、復帰してから問題勃発するとは思います。
今想像できるだけでも、
●どこのクラス担任にするか(絶対複数担任のとこ=年齢高いクラスは持たせられない=基本的に年齢が高いクラスほど仕事量は多いので、一年程度ならまだしも、この先小学校上がるまでとなると他の職員から不満噴出)。
●複数担任のクラスで組む職員が誰になるか(いない時間のフォローを考えると正規職員。しかし・・・たくさんいれば問題ないが、各クラスに一人配属しなければならず、あまりは出ない。必然的に組むのはパート。その職員の人選に難航が予想される)またその実務&メンタルのフォロー。
●保護者とのコミュニケーション減少というハンディをどう克服していくか。(時短でいない時間は保護者の送迎時間もろかぶりなため)それも考慮すると、難しい保護者のいるクラスもアウト。

なんだかなぁ・・・こう書いちゃうと、ずばり「あてにならない」になっちゃうなぁ・・・・。

まあ、とにかく。
周りの私たちのほうも、この問題にずっと付き合っていかなければなりません。
彼女の姿を通して、子育てしながら働くことの意味を
もう一度問い直すところにきているのだと思います。

時短を取ってでも復帰するのが果たしてよいのかどうか。
時短取るくらいなら、休職してたほうがいいのか、
それとも、責任ある仕事は外されても、家族時間を大切にするのがいいのか。

続編あるかも。乞うご期待(?)

時短勤務に思う

私の職場では就学前までの時短勤務が認められている。

ただし。

使っている人はいない。

なぜか。

今日はそれについて語るの巻。

保育園という職場は長時間開園しているのは周知の通りだが、それをどう運営しているかというと、大抵はシフト制でやっている。

もちろん余裕人数はなく、私を例に挙げると、早番は二週に一回、遅番は週に一回、土曜(休日)出勤は2週に一回だ。

遅番でも娘の園がそれよりも遅くまで開園してれば何の問題もないが、私の勤務終了時間にはしまってしまうので、若いセンセーとかにたのんで、旦那が早番の日に遅番をあてるようにし、遅番の日のお迎えは旦那に行ってもらっている。

そういったやりくりができるのはまだいいほうで、どうやってもお迎えに自分も旦那も行けない、ましてや他に頼る人もいない・・・という人もいる。

そこでだ。

先日、私の園で朝夕一時間ずつの時短取得と早番遅番のローテーションからの除外を園長に申請した人がいる。

状況は私に近い。なおかつ、旦那はめったに迎えに行けない。園長は承諾の意向だ。

ううううう、きもちよくいいよと言ってあげたい。でも、いかんせん現場の状況が厳しすぎるのだ。

最近は親の勤務時間が伸び、彼女が退勤を希望する時刻にはまだまだたくさんの子どもが残っている。

また、出勤を希望する時刻にも既にほとんどの子どもは登園し、一日の保育がスタートしている。遅番の出勤はさらにその後だ。朝から遅番3人時短一人、計4人の先生が抜けているのはかなりつらい。

彼女の抜けた穴に誰が入るのか?園長やら主任は自分の業務に手一杯で当てにならないし・・・。

そして、(ここが一番の問題なのだが)私たち正規職員よりも安い賃金で私たちと同じにシフト制やら土曜出勤をこなすパート職員の目だ。

実はその中でも比較的良識ある方に事情を話して本音を聞いてみた。3人に聞いたのだが三人とも即答で「正規職員の先生はいいわね~」と答えた。あまり、良い気持ちはしないとも。

また、お子さんがもう小学生の正規職員の先輩はボソッと一言「そんな中途半端に戻ってくるな、いいから3歳になるまで家にいろ(育休は三歳の誕生日まで認められております)」とこ、こわひ・・・・・・・・・・・

皆決して思いやりがないわけじゃない。いつも子どもがまだ小さい状況で正規職員としての重圧を背負いながら働く私を、とても気遣ってくれている人たちだ。その人たちでさえ、そういう答えなのだ。それもこれも、現場がギリギリの状態でやっているからだ、と思う。

私たち保育士は、どこよりもこの職場で、女性が母親が働きやすい職場を作りたいと思っている。にっこり笑って「いいよ時短とって。大変だもんね」と言ってあげたい。

私だって取れるものなら取りたい。←これが本音(笑)

でも、現実には無理なのだ・・・・・。

人的環境がタイトでパートが多い職場で、権利とはいえ、特別扱いの人間が一人でも出るのは、全体の輪が乱れると思う。それが、給料たくさんもらっている人間ならなおさらだ。

取りたいといっている彼女には申し訳ないが、「彼女の穴を埋める職員を雇わない限り、現場は認めない、抜けた穴を現場職員や子どもたちにかぶせるのはやめて欲しい」と園長に上申しました。

なかなか納得できない(したくない?)ようなので、その場に居合わせた就学前の子どもがいる正規職員皆で「それなら、私たちも取ろうかしら~(半分本気)」とせまってみました。さあ、どうだ。その場凌ぎのやり繰りではどうにもならなくなるぞ時短あげるのはかまわない、権利だから。でも、残された者たちに対して環境を整えてくれ。

園長すごい嫌な顔してました・・・・・・・・・・。

はあああ、取れるモンなら取りたいよ、取らせてあげたいよ・・・・とほほ

子どもの写真入り年賀状

来るわ来るわ、今年も年賀状。

年齢的にも、仕事柄というのもあり、私のところに来る年賀状は、子どもの写真入り年賀状が多いです。

しかしなぁ・・・・

私はいいんですよ、受け取って喜んでくださる方ばかりだから、自分でも出しましすし。もらうのも楽しみだし。

でも、一般的には自分の子どもの写真が入っている年賀状というのは、受け入れられるものなのだろうか。

ビジネスならもっての外、別口でデザイン変えたものを出すでしょうが、ただの同僚とか後輩にはあまり深く考えずに出してしまっていますよね・・・。

結婚したくてもできない人、子どもほしいけどできない人、そもそも相手の子どもになど関心ない人に、親馬鹿全開な葉書を送りつけて果たしていいのか?

毎年そう思いながら、仕事関係はみんな保育士だし、友人は結婚願望がもーほとんどない独身貴族か子持ちに二分化されてるし、親戚はもちろん娘の成長を年一回見られることを心待ちにしてくれてますし、「ま、いいか」になっている私。

でも、普通の会社に勤めていたら結構迷うだろうなぁ・・・・。

相手にしているのは子どもだけど

みなさま、毎度お久しぶりです。

お察しの通り、夕涼み会追い込みで、残業の嵐が続くのあのあです。

どこの職場もそうなのでしょうが、忙しくなると人間ってその本性というか性というか、そこの部分が見えてくるもので、ただでさえ忙しいのに、厄介な人物に当たってしまうと、そのことに気を取られたり、うっかりしてると足をすくわれたりするので、非常にエネルギーが消耗されます。

去年年長担当した先輩もお子ちゃまで厄介でしたが、今年はさらにお子ちゃまな方(それもまた先輩・・・はああ)が担当になってしまい、もーぐったり。

保育園の先生というのは自分で言うのもなんだけど、世間知らずな幼い人の割合が一般より多いように思います。だって10年選手で報告連絡相談ができない人がいるって、普通じゃありえないですよね。もっとひどい場合は、それがわかっててあえて自分の我を通すためにやらないケースまであって、本当に疲れます。

後、女性の職場特有なのでしょうが、仕事上の話なのに、否定されたり意見されると自分自身が全否定されたと思う人が多いんです。いわゆる「ビジネスライク」になれないといえば良いでしょうか。それってすごく損なことなのに、全く気づいていない。仕事上の指摘というのは、仕事上のあなたのある一部分を指摘されただけ、それを肥やしにバージョンアップしていくのが「お仕事」であり「お金をもらっている」ということなのに・・・。

「注意」「アドバイス」「本当の意味での相談」をしてもらえなくなることの恐ろしさ。それを知らないのでしょうか。

件の今年の年長担当に話を戻すと、彼女はお仕事はできます。頭も良いです。勉強熱心です。子どもに対する熱意だけ取り上げれば、私なんぞよりよっぽど上のように感じます。

でも自分自身を「片付けられない女たち=ADD(注意欠陥障害・・・注意欠陥・衝動性といった特徴がある発達障害。その他の症状として、片付けられない・目標達成できない・物事の先延ばしなど。興味ある方は検索サイトなどで検索してみてね)」だといってはばかりません。そんなわけないのは、本人も百も承知。その一言で自分を正当化しているようにしか思えません。

だから「仕事のスケジュールがギリギリでも」「急に切れて怒り出しても」「保育室内が整理されなくて何がどこにあるか他人には全くわからなくても」許してね、仕方ないのよ、というメッセージなのでしょうか。

でも、保育園内で力のあるポジションについている人間として、そんな態度一つで困ったり萎縮してしまっている非常勤職員や後輩たちがどれほどいるか、そこがわからないのは仕事をする人間としてどうなのでしょうか。上司でさえ腫れ物に触るような扱いをしていることに気づいていないのでしょうか。「自分は年長担任で忙しいし、仕事もできるし特別」としか感じていないのかもしれません。

そんな感じの「年だけ取っちゃったのね~」系な同僚が多い今日この頃。ただでさえ蒸し暑くてうっとおしいのにね・・・・。

とにかく、その先輩が噴火(笑)しないよう、仕事を進めることにエネルギーの半分を費やしているため、週半ばも過ぎるとヨレヨレな私。

はああ、声を大にして言いたい・・・・

「相手にしているのは子どもだけど、アンタは子どもじゃない!」

働くママ一周年に思う

来る一月四日で、働くママ一周年の私です。

この一年本当に忙しい毎日でした。家での平日の暮らしが分刻みのスケジュールというのも、未だかつてない経験ですし、ちょっとそういった手順が手間取ると、娘の就寝時間はあっという間に10時を過ぎてしまうということも、やってみてはじめてわかりました。

子どもが生まれる前は、園の子どもたちのママが時間を守れないとか、お迎えコールしてもなかなか来ないとか、就寝時間が遅くなる、朝ごはんをちゃんと食べさせてこない、などの「だらしなさ」というのでしょうか・・・・そういった細かいことができないことへの反発心が、実はとても強かった私でした。

でも、それらを全て完璧にやるとなると、かなり母親自身がつらいとういことが身にしみてわかってから、「ゆるせる」ようになってきました。この「ゆるせる」というのは、ママたちをというよりは「だらしなさ」言い換えれば「肩の力を抜く」ことや、そのことに対していけないと思いつつも指摘しない私自身を「許す」ということです。

若かりし(?)頃の私は「もっと肩の力を抜いて」とよく言われるほど生真面目というか融通が利かない部分があったのですが、年とともに(笑)いい加減になり、娘が生まれたあたりからさらにいい加減になり、今やグズグズに崩れた日々を送っています。とても担任しているお子様方のママには家の中は見せられません。

そしてたちの悪いことに、先生方にグダグダ言われそうなツボは全部わかっているので、巧妙に話をぼかしたり、場合によっては朝の送り担当の夫にかん口令を敷くなど、家庭でのいい加減さが伝わらないよう工作をしてます(爆)同業者の母親ほど手ごわい相手はいません。でも、これからはうっかり娘がしゃべってしまうことが多くなるので、それもふまえなきゃなーーー。

まあ、とにかく(^^;;;;;;;)

子育てはいい加減か良い加減♪とは良く言ったもので、肩の力は抜いて、でも大事なツボは抑えて、ワーキングマザー生活を送りたいものです。せっかく子育てしながらも好きな仕事ができて、自分の自由になるお金があるということの幸せを、大事にしていきたいと思う次第です。

「のあのあ先生は、言い方は柔らかいけど、伝えなきゃならないことはびしっと伝えるから、お母さんたちとの会話を聞いていると面白い」といわれるようになった、のあのあでした(^^)え、それじゃぜんぜん「ゆるして」ないって?まあ、それは仕事の顔ってことでご勘弁を・・・・・・・・

働くママの味方~食事編

Konsen1 娘、2歳。
夕食の支度の時は、彼女にとって「おかーさんと遊びたいのに遊べない」つまらん時間。
ごめんよ~保育園で頑張って帰ってきてほっと一息、母子でまったりしたいのはハハも同じ。
というわけで、夕飯のしたくはなるべく手際よく済ませたい。でも、私は段取りが悪いので時間がかかる。
それから、いくら車があるとはいえ、貴重な休日に一週間分の食料の買出しに時間と労力は費やしたくない(うちは夫が体力勝負の仕事ゆえ、食事量が半端じゃない)ので、食材の宅配を頼んでいる。
食材の宅配といえば色々あるけど、娘を連れての買い物にいきたいけど、インフルエンザが恐くてスーパーにいけなかった生後半年ごろから、離乳食食材が充実していたのが決め手で、私は牛のマークの「こんせんくん」でおなじみの生協パルシステムを愛用中。

最近オンエア中のCMはこちら→パルシステム | TVコマーシャル.
娘は自宅に牛のマークのトラックが来ていて、見慣れていたせいもあると思いますが、こんせんくんがパルシステムの歌に合わせておどるCMが流れると、駆け寄って真似をしています。うぷぷ。歌とキャラクターがかわいいし、なじみやすいですよね。

しかし、疲れて娘をお迎えに行って帰宅した玄関に、簡単に調理ができる食材が山積みになっているときの感激・・・・・国産のものにこだわり、農家の有機栽培を応援していたり、容器のリサイクルに熱心なとこもポイント高い。
冷凍食材といえば一般には輸入されたものを加工したのが多いですがパルシステムでは国産。よって、冷凍を使っていることへの罪悪感も少ない♪面倒くさがりの私にぴったり~
ついでにいえば、食育にも熱心。

今食育がブームみたいになっているけど、食育ってもっと地味に家庭で行うものだと思うし、それが簡単にできるように工夫されているのが、忙しいママにいいと思う。

ただ、配送料がかかったり値段が一般のものよりやや割高、というデメリットもあります。でも、娘と夫を連れて買い物に行くと、ついつい余計なおやつとか飲み物とかをかごに入れられてしまうことを考えると、差し引きゼロ。結構食費は抑えられています。

皆さんは日々の買い物どうしてますか?
パルシステムも素敵だけど、こういうのもあるよという情報大歓迎!

子どもがいても働き続けるということ~私の場合

いつも来てくださっているワーキングマザーちゃいさんのブログの記事働くペンギン: 働き続ける意味.と、記事にリンクされているほかの方の記事を読んで、さらに自分の過去記事 既婚、30代、子なしの女性が思うこと.をコメント部分まで読み返してみました。

この記事を書いた頃はまだ育児休暇中で、ちゃいさんとか先輩ママのブログを読みあさり、良くも悪くもイメージを膨らませていました。

今、育休から復帰して5ヶ月が過ぎ、お迎えコールや小児救急駆け込みとか、夫とどっちが休みを取るかでもめるとか、実家母に「仕事やめたほうがいいんじゃないか」といわれたりとか、そういうワーキングマザーが通る道はそこそこ通ってきて、改めてはっきり思うのは「やっぱり仕事は楽しい!やめられない!」そして「大変だけど、周りに礼を尽くして協力を仰げば、なんとかなる!」

来月2歳の娘には、まだ体の負担(小さいので疲れやすく、病気をもらいやすい)が大きいとは思います。気持ち的にも自我が出てくる時期で、お迎えに行って家に着くととたんにわがまま発揮、そういう姿を見ると「保育園で頑張っているんだな。小さいなりに我慢している部分もあるんだろうな」と思います。
でも、それよりもお友達から先生から学ぶことのほうがずっと彼女のためになると信じていますし、私自身預かっているお子さんたちに集団ならではの体験を保障したいと思います。
だから、子どもを比較的長時間(9時間くらいでしょうか)預けることに抵抗も心配もほとんどありません。
要はその後、子どもの思いを受け止め、関われるかということではないかと思います。また、その余裕がないほど仕事が忙しくなったらその時が私の辞め時かもしれません。

ちゃいさんのブログから飛んだ記事にはお子さんのいない女性のWMに対する率直な気持ちから、それでも仕事をしたいというWMの記事までいろいろありました。
子どもがいるということは、今の日本の会社ではどうやっても「当てにならない人物」になってしまいます。どんなに努力してクオリティの高い仕事をしてても、「急に早退」「急に休み」「急な仕事や残業頼めない」は、それを帳消しにしてしまうマイナス要因のようです。

でもね。

「急」な仕事って、その職種にもよりますが、大抵は上司の見通しの甘さや、人員配置・仕事配分・進行状況の確認などを怠った管理ミスが多いと思いませんか?

私は差し出がましいとは思いますが、いつも保育園の仕事の状況を主任保育士並くらいは把握するようにしてます。そして、例えば行事の直前になってあわてて、急に残業しましょうとかならないよう、事前からたくさんの仕事を抱える年長担当の先生に手伝うことはないかと仕事の進行状況を聞きつつ、暗に「早く準備始めろ」とプレッシャーを・・・・恐い?(笑)

その他、なるべく普段から自分の仕事は1週間前倒し(年長担当の時は2週間)に進め、周りの人に伝えておく。

そういうことは心がけています。

それから一番大事なのは、休みは当然の権利だけどいつも「申し訳ない」と周りに伝える。(保育園のように女性の職場では、休み明けに甘いお菓子などを差し入れするのが、結構有効だったりする)
できるときは、私のお休みであおりを食いやすい独身の先生には仕事の手伝いを申しでる。デートの時などは(笑)お休みやシフトを変わってあげる、後はお休みが取れないで困っている時はなにげなく主任あたりに根回しもしてあげることも(笑)

「小さなこども」がいることは、他のどの職員よりも待ったなしという点で大変ですが、若い独身の子にはデートだって将来の伴侶を得るための大事な用事だし、同僚や上司だって子どもがいなくても、介護とかそういう問題を抱えていることもある。
大変なのは自分だけじゃない、そう意識を変えることが結局は良い形で自分に返ってくる、と信じています。甘いかなぁ・・・・

また、そうやって人と関わっていくことに喜びを感じるということが、仕事をやめない最大の要因かもしれません。
そして、我が家は核家族でこの先おそらく兄弟は増えてもあと一人、そういう状況の娘には、早いうちから親以外の人の中で人間関係を学んで欲しい、それがうちの教育方針だから。
それから、縁あって親子になった私たち、でもいつかは別々に道を歩む別の人間。身近な年長の人間として母親の部分とは別の部分を持つことが、成長した娘にいい影響を与えると信じている。
もちろん仕事のキャリアも大事だし、お給料的にも今の職場でこつこつ積み上げるのが一番条件がいいし。なにより専業主婦は私の性格に合わない。

もちろんこれは私の状況での選択。
専業主婦でもワーキングマザーでもいいけど、自分なりの理由で選択し、その選択に誇りを持って欲しい、誇りを持てば自分の道は見えてくるし迷いはなくなる。

私はそう思います。

家庭保育協力お願いの是非

あなたのお子さんの通う園では、年度末・年度初め「家庭保育協力のお願い」というやつがあったりしますでしょうか。

初めての方はなんのことやら?と思うでしょう。

要するに新年度準備のため、子どもの登園数をできる限り減らして、人と時間を確保しようということなんですが。そのためにお仕事休める方、短期間ならおじいちゃん・おばあちゃんが預かってくれる方にご協力いただくというシステムです。公立園で多い傾向のこのシステム、保護者の方にとってはなんとなく腑に落ちないのではないでしょうか。

年度末の保育園はそれはそれは忙しいです。問答無用で春休み、の幼稚園が羨ましく思える時期でもあります。なにせ、部屋の片付け掃除、保育用品の整理(洗ったり補充したり)、ロッカーその他の名札取替え、掲示物の撤収と新しいものの製作・飾りつけ、入園式準備、書類整理、職員の異動がある園ではその先生は自分の保育資料の整理にもおわれます。これを子どもを保育しながら1週間前後でやらなければならないのです。

でも、この時期忙しいのは保護者も同じ。協力なんてとんでもない、それどころかいつもよりお迎え遅いかもっていう人は多いのではないでしょうか。

ごもっとも。

私自身、この時期は絶対休めないし、夫もこの時期は早出&残業の嵐。仕方ない娘の通う園には来週三日間だけ朝8時登園で我慢してもらい(普段は夫の送りで8時半過ぎ)後二日は私の実家行きです。保育士同士ですからお互い我慢我慢、で済むのですが。

でたよ、やっぱりクレーム。

娘の通う園ではとある保護者から「仕事があるから通わせている施設で年度末の忙しい時期に家庭保育してなんて、おかしい!」という苦情があったそうです。協力できない人は預かりますよ、の但し書きがあったにも関わらず苦情かぁ・・・・

どちらの気持ちもわかるだけに、非常に複雑な思いです。

ただ、可能なら協力したい、と思ってくれる方が大半だと私は思うんです・・・・・・・。

☆おまけ☆皆さんご存知おりがみさんが、この件に関して記事を書かれてます。ご参照あれ。私とはまた違う視点というか、さすがおりがみねーさん、です。

記憶鮮明、文章不明:保育所の年度末休園に思ふ

http://blog.goo.ne.jp/567ga3daroriga3/e/e2616fff2509e4b91673153d66b0b51c

病気の後

保育園に言っては体調を崩し、休んで病院に通い、また保育園に行き・・・・・を繰り返しているうちの娘。親子ともども厳しい日々が続いております。

ところで、皆さんはお子さんがどのような状態まで回復したら、登園させてますか?

うちの場合、熱が平熱に下がって一日様子を見てから。下痢・嘔吐の場合は程度にもよりますが熱がなくてもお休みです。

インフルエンザとか法定伝染病(予防接種するような病気)はもちろん感染力強いですが、下痢・嘔吐を伴う風邪もかなり感染力強いです。うちの保育園でも一人出たらあっという間に広がってしまいました。特に乳児クラスでは本当にすごい勢いでした。

もちろん吐しゃ物とか便の処理には相当気を使っています。まず、直接処理に当たる先生は両手にゴム手袋はめて作業です。処理した場所や吐しゃ物が落ちた場所はアルコール消毒します。それでも感染するのですからおそろしい・・・・。

それを目の当たりに見ていると、たかが下痢とかとても思えないんです。

でも、嘔吐ならお休みすることが多いお家でも、下痢だと結構「ひどかったら連絡ください」といって置いて行ってしまうんですよね・・・・。

集団生活、ある程度は仕方ない風邪などの感染ですが、下痢を伴う風邪は強烈ですのでお互いのために、事情が許す限りお休みを!

保育園に預けるのはかわいそう?

働くママカテゴリーでの投稿が続いてます。
おなじみのちゃいさんのブログ 点ではなく線で.をよんで、そこからルミママさんのブログYuta's Diary | 20060131.もみて、うーーーーん、と唸ってしまった。

保育園に預けるのはかわいそうなのか?

私はこどもに申し訳ないと思うのは、こっちの都合で振り回していたり、体調を無視してしまったりすることそのもので、保育園に預けること自体をかわいそうとは思ったことありません。(っていってもまだ二ヶ月しか預けていないけど)
そういう問題って結局残業とか時差出勤とか、どうしても外せない仕事があったりすることで生じるから、どっちかって言うと「お休みゲットできない母を許して」ってところでしょうか。

でも、今回娘がかれこれ1週間熱を出していることで、実家母に遠まわしではありますが、こんなに体が弱いなら母親(私)は仕事をやめることを考えなければならないといわれたのです。
実家母は典型的な専業主婦ですが、普段は仕事をしていることに何も言わないし保育園も別に口を挟むことはなかったのです。
でも、娘に熱があっても誰かに託して仕事にダッシュしていく私を見て、さすがに我慢できなくなったらしい。

これが、まあ日本の母親に対する価値観というか理想像というか・・・・。「病気の時くらいは」ってさーーーそれは私だって思っているのよ。問題は私以外の人(職場の人)がそう思わないことなんだよね。(お暇な方はこちらも参照→既婚、30代、子なしの女性が思うこと.)余分な人員はいないから急に休暇を取るというのは、本当に大変なこと。それに皆は休暇を取るのに何日も前から園長に根回ししてやっと取っているのに、子持ちの私は、娘の園からの電話1本で、ぽーんと休暇が取れてしまう。しかもその後何日か休まれてしまう。その差への不満が全くないわけがない。
だから、娘を託すことができる人がいるなら、一日でも一時間でも多く出ておきたいというのが正直なところです。

そこが、私にとってのわずかながら迷う瞬間であり、決して保育園に預けていることそのものではないです。また、職場の人への申し訳なさという点は、休みは権利だと思っているから、ポーズでは申し訳なくするけど、実際にはあまり思っていません。

だって、保育園楽しいもの。

とくに2歳過ぎたら絶対楽しいはず。お友達と交流が成長に必要な時期になってくるから、私のような「ママ友」を作れないタイプの人には特におすすめ。
2歳前は長時間になると体力的に厳しい部分があってその辺りはかわいそうと思うこともあるけど、それは本当にわずかな期間だし。(うちの娘がその時期に当たるのですよね、まさに)

それに、ルミママさんがおっしゃるとおり、後ろめたい気持ちというか迷う気持ちは子どもに伝わります。
ママに仕事に行っていいものかどうかという迷いがあると、子どもは「どうにかなるんじゃないか」と思うのでしょうか、グズグズしたり、泣いたりすることが多いような気がします。
仕事するって決めたなら、心の奥ではちょっと泣いても、子どもの前では潔く元気に自信を持って仕事に向かいましょう!

保育園はそんな潔いママのお子さんをお待ちしてます(笑)

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