時短勤務に思う・その後
先日時短勤務に思う.という記事を書きました。
その後どうなったか。
結論から言えば、シフト除外は認められなかったけど、
時短そのものは認められる方向になりました。
早番・遅番のときは時短はなしで、8時間勤務、
それ以外の日のみ朝夕一時間ずつ、6時間勤務。
先日の記事を書いてからの約10日間、
正規職員の間では寄るとさわるとその話
時短取得の権利を有する職員は現場事情を考えて
いままで我慢して取らなかったから内心複雑だし、
(羨望・嫉妬・子育て世代への風当たりが強まる懸念などなど)
そこから外れている職員は、
仕事もろかぶりの恐れ&権利を行使する職員増大の恐怖で
ブチきれそうだし、皆パニック状態。
何せうちの園は、数少ない正規職員の実に3分の2が
時短取得の権利があるっていう、子育て世代多数な園なんです。
で、もちろん、その穴を埋める職員など採用はしないようだし、
とりあえずは、今回取得する彼女は、
家庭の事情を考慮し、特別認めるという方向だそうだ。
要するにというか、ぶっちゃけ残りの職員は認めてもらえない
ぐさりと釘を刺されてしまいました。
いやまあ、もう今更取得する気は正直なとこないですけどね。
(でも、本音を言えば時短はいいから遅番なくして!)
しかし、こんだけ物議をかもしてしまうと、
本当に子育てにやさしい社会というのは遠いんだなぁ・・・・と
しみじみ思ってしまいます。
結局、制度はあっても、抜けた穴をフォローする決まりも付随していないと
宝の持ち腐れというか、絵に描いたもちというか・・・・。
取得する彼女は今後いばらの道を先頭きって歩かねばならず、
その苦労はいかばかりかと思いますが、
こうなったからには初志貫徹で歩き通して欲しいと思います。
たぶん、復帰してから問題勃発するとは思います。
今想像できるだけでも、
●どこのクラス担任にするか(絶対複数担任のとこ=年齢高いクラスは持たせられない=基本的に年齢が高いクラスほど仕事量は多いので、一年程度ならまだしも、この先小学校上がるまでとなると他の職員から不満噴出)。
●複数担任のクラスで組む職員が誰になるか(いない時間のフォローを考えると正規職員。しかし・・・たくさんいれば問題ないが、各クラスに一人配属しなければならず、あまりは出ない。必然的に組むのはパート。その職員の人選に難航が予想される)またその実務&メンタルのフォロー。
●保護者とのコミュニケーション減少というハンディをどう克服していくか。(時短でいない時間は保護者の送迎時間もろかぶりなため)それも考慮すると、難しい保護者のいるクラスもアウト。
なんだかなぁ・・・こう書いちゃうと、ずばり「あてにならない」になっちゃうなぁ・・・・。
まあ、とにかく。
周りの私たちのほうも、この問題にずっと付き合っていかなければなりません。
彼女の姿を通して、子育てしながら働くことの意味を
もう一度問い直すところにきているのだと思います。
時短を取ってでも復帰するのが果たしてよいのかどうか。
時短取るくらいなら、休職してたほうがいいのか、
それとも、責任ある仕事は外されても、家族時間を大切にするのがいいのか。
続編あるかも。乞うご期待(?)
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